築15年、はじめてのワックスがけ

かねてより気になっていたトイレの床を磨き、ワックスを塗りました。弟が小さい頃はしょっちゅう周りに尿を飛び散らしていたせいか、便器の周りの床が剥げてぼろぼろ。しかもこの数年は妙にべたつくようになっていて床板だけでも張り替えれないものかと悩んでいました。とはいえ、トイレの中だけとはいえ床板を張り替えるとなるとお金が…。これ以上悪くなりようもないのだし、できることをまずやってみよう!とホームセンターでワックスと洗剤を購入。乾くのに時間がかかるだろうと難色を示していた父が、親戚の葬儀に呼ばれて出かけている間に大掃除を敢行しました。

薄めた洗剤を雑巾に含ませ、汚れや剥げかけのワックスをふき取っていきます。瞬く間に雑巾は黒くメタメタに。毎週、掃除機もウエットタイプのワイパーもかけているし、いくら何でも成人した男たちがここまで汚すわけもないのにと不思議に思いましたが、ふとトイレットペーパーなどを置いている棚を見て気が付きました。

スプレータイプの消臭剤!効果は抜群なのですが、あのスプレーが付着したところがメタついていたようです。安いスリッパを使っているからすぐに底が悪くなるんじゃ…と取り換えた4足のスリッパさん、ごめんなさい。犯人はあなたたちではありませんでした。今後はお客様が来るとか、よほどひどい場合を除いてできるだけ使わないようにしようと決めました。

30分くらいかけて念入りに床を磨いた後、掃除道具やごみ箱などを表に出し、いよいよワックスを塗ります。床に合わせて色はライトブラウン。1年間大丈夫というちょっと高めのものを選んでみました。普段は触らない奥のほうから丁寧に塗っていきます。初めての場合は2度塗りと説明にはありましたが、3度は重ねるつもりです。何せすっかり下地が出てしまっている部分があるのですから。開けると隣家から丸見えになってしまうので普段は閉めっぱなしにしている窓も全開にします。風が通り抜け、早くワックスを乾かしてくれそうです。

黙々と作業をすること1時間。1度目の塗りが完了しました。その後はさらに1時間待ち、もう一度ワックスを重ねます。本当は3度目まで終わらせたかったのですが、父が帰ってきてしまったのでその日の作業は終了しました。

「スリッパで歩いてもぺたっぺたって音がしないな」と父も満足そう。もっと早くやっていればよかったです。この状態を守るべく、こまめにトイレの床をふき、誰も使っていないときは窓を開けて空気の入れ替えをするようになりました。今度は台所と洗面所の床もやってみようかなと考えています。
toilet_kirei