小学生の娘の顎関節症の治療

小学生の娘が歯科の定期健診で顎関節症の疑いがあると診断されました。
診断の理由としては上の歯よりも下の歯が奥に入っていて噛み合わせが悪く、口も他の子に比べ開きにくくなっているということでした。
女の子は特に顎周辺の筋肉が弱く、自然と噛み合わせが悪くなってしまう子が多いそうです。
定期健診の中でももう1人女の子が同じような症状だと聞いてやっぱり多いんだとびっくりしました。
その先生の紹介で顎関節症の治療をしている矯正歯科を紹介していただきました。
先生の話ではたぶん矯正するためのマウスピースをして治していくだろうと教えていただきました。
紹介された矯正歯科の病院は普段行っている歯医者さんとは違い、いろんな治療をしている歯科でした。
小児専門の先生もいて、小さな子でも安心して通えそうだと安心しました。
最初に主治医の先生を紹介され、娘の顎の状態の診察が始まりました。
娘が意識して下の歯を正しい位置に噛み合わせようとしても、正常な噛み合わせよりまだ開きがあるそうです。
レントゲンを撮り、正常な画像と娘の画像を見比べて説明してもらうと確かに娘の下の歯は奥の方にあって正常で無いことが素人の私にもわかります。
それから口の開き具合も指摘されました。
女の子なのでそれほど口を大きく開ける必要は無いものの、固い食べ物は食べにくいんじゃない?と娘に聞き、頷いていました。

娘はおせんべいのようなものよりスナック菓子の方が好きなので、普段からあまり固いお菓子は食べません。
食事も洋食だとあまり固いもの自体が無いので食べる機会も少ないので食生活からも来ていることに気づきました。
そして顎関節症の治療が始まりました。
娘の歯に合うマウスピースを作成してもらい、これを就寝中にだけきちんとはめ続ける治療でした。
日中に付けなくてもいいというのは親としてはホッとしました。やはり他の子と違う歯の治療を普段から見せるのは傷つくのが怖いと思っていたからです。
最初はマウスピースを付けて眠るとき、私が遅くまで起きておき、マウスピースを口から出さないかを定期的に見ることにしました。
1週間ほどは寝ているときに無意識に口から出ていることがありましたが、娘に指摘すると頑張って朝まで付けられるようになりました。
これを1年ほど続けて、主治医の先生からはほぼ改善しているというお墨付きをもらえました。
口も大きく開くようになってきて笑顔も可愛くなり、親としてはようやく悩みから開放された気持ちです。

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